白と黒 
 
天使
 
「白と黒」
 
今朝、家事の傍らテレビに目をやると「アニメ番組」をやっていました。
 
 
ストーリーとしては、単純に言うと「正義の味方が悪者をやっつける…」
というお話らしく
悪者と思われる黒い怪物?
と主人公とのやりとりを見ていて、ふと思い出したことがありました。
 
 
同じくアニメの中やマンガのなかで
自我の葛藤を描く場面でよく「悪い心の自分と善い心の自分」が偶像化されるシーンがありますよね。
 
悪い心と良い心
双方の自分が交互に悩める自分に語りかけたり
時にはお互いで言いあいをしたり…。
 
 
そんなシーンでの「悪い心」のキャラクターは、いかにも悪魔っぽい”黒い衣装”
そして「善い心」のそれは天使をイメージさせる”白い衣装”ってことが多かったなあ…と。
 
 
善悪を色でイメージするとき、なぜか 善=白 悪=黒 となってしまうのはなぜでしょう?
 
 
相撲の黒星(負け)や容疑のクロ(犯人)、黒幕だとかブラックリストとか…
 
 
 
考えてみると黒のマイナスイメージってなんだかたくさんありますよね。
 
おかげで黒猫やカラスは黒いだけでなんとなく嫌われてる感じが否めないです。
 
喪服が黒色というのもやはり負のイメージを持ってしまう要素のひとつかも。
 
ですが、日本の古来の「喪」の装いは本来”白”が多かったようですし、カラスも日本の古い神話の中では神の使い(八咫烏:ヤタガラス)とされていて、もともと日本では黒色に現代ほど悪いイメージはなかったかもしれませんね。
 
「黒髪」や「黒光り」っていい意味で使いますもんね。
 
「白黒をつける」とは囲碁の中からうまれた言葉のようですが、囲碁では上位の方が黒石を持つのがマナーだと聞いたことがありますし、決して黒が悪いわけではないのだ…って、なんだか「黒」の応援メッセージみたいになってきたので、少し軌道修正。
 
 
白色って清純、清潔、潔白などに表されるように真っ白なキャンバスみたいで、そこにいろんな色をのせて行く、物事のスタートのようなイメージですよね。
 
でも逆に言うと
いろんな色に染まりやすい不安定な面も持っていると思いませんか。
 
 
黒は全てを塗りつぶしてしまいますが、何色にも染まらない強い意志の表れのようにも思えます。
 
そしてその黒色を覆うことの出来る色は唯一白色なのかも。
 
今朝方のアニメの中にこんな台詞がありました。
 
 
悪者:「私はお前たち人間の心の中からうまれた存在。だから消すことはできはしない」
 
主人公:「消すことなんてできないよ。もともと同じ、もともとひとつなのだから」
 
 
 
善悪は別として、前後左右、上下、いろいろ迷うとき人間なんだから「白い自分と黒い自分」があって当たり前です。
 
 
世の中には白黒つけないといけないものもたくさん有りますけど自分の中で白黒つかない時があってもいいんじゃないでしょうか。
 
白と黒。
対極の選択に迷ったときは少し気持ちを楽にして
グレーを選択するのもありですよね。
 
 
世の中、
何種もの色があります。
 
その時々で自分にあった色が見つかると良いですね

花絵
 
 
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