夕顔 
 
わが家のベランダに今年は「朝顔」と「夕顔」を植えました
 
 
朝顔のほうは7月の初旬頃から開花が始まり、あのいつも見慣れたさわやかな花を咲かせています
 
 
夕顔のほうはというと、花芽らしきものはけっこうあるものの、なかなかつぼみにならず、本当に咲くのだろうかと少し不安になってきた今日この頃…
 
 
そもそも、夕顔の花ってどんな花?
ふと我にかえって考えてみると、あまりなにも考えずにただ「朝顔」「夕顔」というネームの響きが心地よくて苗を買い求めた記憶がよみがえってきました
 
そんなことを思って数日後の朝
朝顔の花のに囲まれてなにやら白っぽいものが…
ティッシュをちょっとクシャっとしたみたいなものが…
あっ、咲いたんだ
いつ?昨夜?
 
朝は一日の始まりで「今日もがんばろう」という気持ちでカーテンを開けると、そこには朝顔の花たちがすがすがしく咲き誇っているので、おのずと朝顔が「咲いた」という意識はあるのですが
 
夜、少々お疲れ気味で帰宅後、カーテンもそそくさと閉め、「ビール、ビール」となってしまうとなかなかベランダの様子をじっくり見ることがないのでしょうね
 
次の日の夜、帰宅後ベランダに出てみると夕顔が咲いていました
 
白く、たおやかな花びら。朝顔より少し大きめの花なんですが、なんとも…「たおやか」ということばが良く似合う花が一輪咲いていました
(昨日の花はすでにしおれていました)
 
 
きれいな花なんですけど、なぜ夜に咲くんだろうと
 
日中に咲けば虫さんたちが受粉のお助けをしやすいだろうに、もっとみんなに花を愛でてもらえるのにと…
 
 
いろいろ調べてみると、夕顔や朝顔の種は自分自身でも「受粉」ができる仕組みになっています
朝顔などの一年草は確実に種子を作れないと子孫を残せないためにそうなっているそうです
 
けれど、やはり単一交配を続けるとなんらかの支障があるらしく、そのために昆虫などによって運ばれる別の花の花粉による受精のチャンスもじっとまっているんすって
 
朝顔や夕顔は難しくいうと「ナス目、ヒルガオ科、サツマイモ属」という分類になります
 
夕顔は「ヨルガオ」が本名らしく、朝、昼、夜と役割分担して同属の遺伝子を残す進化の結果なんだと感心してしまいました
 
 
「もっとみんなに花を愛でてもらえるのに…」というのは私の勝手な思い込みでした
 
こっちの都合だけにあてはめて物事をみている自分に気づかされた気がしました
 
見た目の大切さというのはそれこそ「大切」だと思いますが、物事にはいろんな事情があって、いろんな理由があることも忘れてはいけないんだよ…って
今夜の夕顔の花は少し微笑んでいるようにみえました
 
 
 
 
 
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